導入事例

現場が使い続けている理由を、数字と声で。

業種も規模も違う3社の事例です。いずれも「まず1ラインから」始め、現場の意見で運用を整えながら全社に広げました。掲載企業・数値はすべて架空です。

事例一覧

燕精密工業株式会社

  • 金属切削加工(自動車部品)
  • 従業員 85名
  • 新潟県燕市
  • 導入プラン: スタンダード

課題

  • NC旋盤・マシニング 42台の日常点検を紙で運用。月末のファイリング時に点検漏れが月20件前後見つかっていた
  • 主軸の振動異常に気づけず、年に3回の突発停止(平均 6時間)が発生
  • ISO 9001の内部監査で点検記録の不備を毎年指摘されていた

取り組み

  • QRラベルを全設備に貼り、スマホで点検。未実施は翌朝の朝礼ボードに赤表示
  • 振動値のしきい値を4.0mm/sに設定し、超過時は生産技術課へ自動通知
  • 監査用の点検記録PDFを月次で自動出力
-78%点検漏れ件数
(月21件 → 3件)
0回導入後8ヶ月の
突発停止
2日監査資料の準備
(従来 2週間)

正直、50代の職人に『スマホで点検』は無理だと思っていました。でも画面のボタンが大きくて、手袋のままでも押せる。3日で慣れました。今は振動の数字が上がってきたら『そろそろベアリングだな』と自分たちで気づけています。

生産技術課 課長 佐藤 和彦さん

大野樹脂成形株式会社

  • プラスチック射出成形
  • 従業員 140名
  • 愛知県豊田市
  • 導入プラン: スタンダード

課題

  • 成形機 28台・金型 300型の保全履歴がExcelとノートに分散し、金型のショット数管理ができていなかった
  • 3交代のため引き継ぎが口頭になり、前の直で見つけた異常が次の直に伝わらない
  • 突発停止が月平均 11時間。納期遅れの主因になっていた

取り組み

  • 金型ごとにショット数と清掃・研磨履歴を設備カルテに集約。交換目安で自動アラート
  • 直ごとの点検結果をタイムラインで表示し、次の直がスマホで確認してから作業開始
  • 温度・圧力の計測値をトレンド化し、異常の兆候を週次ミーティングで共有
-52%突発停止時間
(月11時間 → 5.3時間)
-61%金型起因の
不良ロット
100%直間引き継ぎの
記録率

夜勤で気づいた『音が変』を朝の直が引き継げるようになったのが一番大きい。金型が壊れてから直すのではなく、壊れる前に予定を組めるようになりました。

製造部 部長 大野 健一さん

三河ばね製作所

  • ばね・線材加工
  • 従業員 38名
  • 愛知県岡崎市
  • 導入プラン: スタンダード

課題

  • コイリングマシン 15台の点検表を社長自ら毎週集計。週に4〜5時間かかっていた
  • ベテラン2名の定年が近く、設備ごとの『クセ』が引き継げない不安
  • 親会社から月次の保全レポート提出を求められていた

取り組み

  • Excel点検表をそのまま取り込み、集計をKanawaに任せて社長の作業をゼロに
  • ベテランが気づいた点を写真・音声メモで設備カルテに蓄積し、若手が検索できる形に
  • 親会社向けレポートをPDFで自動出力し、月初に送るだけに
4.5時間/週社長の集計作業の
削減
186件蓄積された
ベテランのメモ
30分月次レポートの
作成時間(従来 半日)

うちみたいな小さな工場にクラウドは大げさだと思っていましたが、月3万円で私の週末が返ってきました。ベテランの『ここは油を多めに』みたいなメモが若い子に伝わっているのが嬉しいです。

代表取締役 三河 誠さん
データで見る効果

点検漏れ件数の推移(燕精密工業・2025年)

導入前の1〜4月は月17〜21件で推移。4月末の導入後、5月に9件へ半減し、9月以降は目標の月5件を下回り続けています。

月別 点検漏れ件数(件)

対象: NC旋盤・マシニングセンタ 42台 / 日常点検

  • 点検漏れ件数
  • 目標(月5件)
  • 件数(棒)
燕精密工業 点検漏れ件数の月別推移(2025年)1月に21件だった点検漏れが、4月末のKanawa導入後に急減し、12月には3件まで減少。目標の月5件を9月以降継続して下回っている。05101520251月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月Kanawa導入(4月末)目標 5件 1月 21件 2月 19件 3月 20件 4月 17件 5月 9件 6月 7件 7月 6件 8月 5件 9月 5件 10月 4件 11月 3件 12月 3件

小さい画面ではグラフを横にスクロールできます。各点にフォーカスすると値が表示されます。

データを表で見る
燕精密工業 2025年 月別点検漏れ件数
点検漏れ件数(件)目標(件)
2025年1月215
2025年2月195
2025年3月205
2025年4月175
2025年5月95
2025年6月75
2025年7月65
2025年8月55
2025年9月55
2025年10月45
2025年11月35
2025年12月35

あなたの工場でも、同じ結果を。

業種・設備構成に近い事例をもとに、導入後の運用イメージをご説明します。